いきあたりとばったり

色々とぼやきます

周辺

7月も終盤に差し掛かり、暑さも本格化してきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回も記事を書かせて頂きます。「周辺」というなんだか論文に出てきそうなワードで銘打ってますが、内容は大したことないです。よろしければお付き合いください。

「周辺」・・・・果たして何処を指すのでしょうか。首都圏以外?県庁所在地以外?うーん、「周辺」はいくらでも見つけられそうです。

このようなこともあり、今回の記事では「周辺」を明確に定義することを避けました。論文ではないのでお許しください。「人はそこそこ住んでるorほとんど住んでない(過疎地域)自然が目立つ場所」のような形でイメージしてもらえば大丈夫です。

 

さて、前回の記事でも少し触れましたが、私はとある片田舎で営業職をしています。いわゆる「ルート営業」と呼ばれている職種で、飛び込み営業とは異なり、既に契約を結んでいるお客様のところへ訪問することが、主な仕事です。

訪問を重ねていく中で、少し気になる話を聞きました。「都会とは違って田舎の人間関係は分かりやすい。一度嫌われると、その人は余程のことがない限りずっと嫌われたままだし、良くしてくれる人は可愛がってもらえる。」と、ある社長はおっしゃいました。私もなんとなくですが、田舎(周辺)の方が人間関係が濃密そうなイメージは持っていました。

この社長の発言からは、都市と周辺の人間関係の違いが読み取れると思います。では、周辺の人間関係の特徴とは何なのでしょうか。別の社長の発言をもとに考察していきたいと思います。(余談ですが、このような田舎の人間関係について語る方は、私の周りにたくさんいらっしゃいます!驚きます。)

 

ある社長は「ここらへんの人は、仲良くなるまでに時間がかかる。壁があるから。けれども、仲良くなったら可愛がってもらえる」とおっしゃいました。この発言は、先ほどの「良くしてくれる人は可愛がってもらえる」という発言と通ずるものがあると思います。

これらの発言から、周辺の人々の「排他性」と「人間関係の濃密さ」を読み取ることができると思います。現に私も、訪問した際に「何しに来たんだ」という目で見られたり、挨拶を無視されたりしました。(ルート営業なのに!)私の経験に即して言う訳ではありませんが、排他性は確かに存在すると思っています。

人間関係の濃密さに関しては、比較対象(つまり「都市の人間関係」)が無いので結論を出し辛いのですが、少なくとも私の経験では、周辺の方が人間関係は濃密です。(学生の頃は、今よりはずっと都会に住んでいました。)

 

都会に住んでいる方、いかがでしょうか。田舎の人間関係はこのような形です。是非一度、都会に住んでいる方に話を伺ってみたいものです。